2008/08/14

Scalingのワナ

Scalingには、トラップが仕掛けてあります。

何にも知らないで、ほかのソフトでアニメーションを付けXSIで、再現しようとして、Importすると

んじゃコレっ?!

てな結果があったりします。
そのほか、nullの軸が90度になっておらず、変な形になっている?

・・・まいっか。


という経験がある方もいらっしゃると思います。

XSIのScalingには、2つのモードがあるのはご存知でしょうか?
Kinematics Local のScalingタブの、Scaling Computationという欄に

Hierarchical (Softimage) Scaling

とうものが存在します。
通常は、オンになってます。

下図は、

上オフ
下オン

になっていて、左のnullが親で、右のnullを子供にしていてposX:3、rotY45がそれぞれ入っています。



親のnull(左)をぞれぞれ、Xに0.5スケールしてみます。
するとこんな感じです。



スケールの印象からすると、オフ状態の上が正しい結果なんでしょうね。
見た目に、nullが親の形状に沿って変形しています。
反面、Defaultの、Hierarchical (Softimage) Scalingをオンにした状態のnull(下)では、子供のsclxのみにしか変換がかかりません。

これは、Rotationをかえて、どんどんと階層を作った場合、Scaleの変換が正しく行われないことを意味します。

ということで、オフにして、作業すればOKです。

気をつけなければならないことは、MotionBuilderなどで、作ったFBXをImportして、骨に流し込むときには、Hierarchical (Softimage) Scalingは、オンにしていないとうまくきません。
MotionBuilderのScalingのモードは、Hierarchical (Softimage) Scalingがオンのときと一緒です。
なので、Importするときは、オンにして、読み込みましょう。

バチコン来ます!

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