2010/12/07

最近のSoftimageの影の中の影。

最近のSoftimageで、だいぶ経ってしまったのですが、Spriteによる影の結果が変わっていることに気づきました。
その境は、v6.5→v7に移行したときに変更があったみたいです。
気づいた人はいるかも知れませんが、v7以降、Spriteを使用したときに、影の中に影がある状態を作ろうとするとおかしな挙動をします。

6.5で、Spriteを使用し、中のGridに適用させたものです。



結果はこうなって欲しいですし、正しいと思われるものです。



ところが、v7.01では、このようになってしまいます。
2011SP1でもこのような結果になってしまうようです。



これは、由々しき問題!!
正しかったものが、正しくない状態になっているという盲信はちょー危険です。

ですので、以下のように、今後Spriteを使用するのを禁止し、新しく登場した、Card/Opacityノードと、Simple Shadowノードを使うほうが良いと思います。



これで、正しい結果を取り戻すことが出来ました!
Card/Opacityノードをわざわざ何で使うのかというのは次回投稿しますが、かなり便利で、アルファでオブジェクトを抜くことが出来ます。
さらに、今までBA_laylengthを使わないと出来なかった、アルファで抜いたAmbient Occlusionの表現も可能になります。

というわけですので、ソフトも変わるので、私たちも変わらなければならないという教訓を忘れずに、Softimageと仲良くすごして生きましょう!

では今回はこの辺で。

0 件のコメント:

Perforce: 複数のワークスペースを更新するバッチ

batを叩けば全部更新。 @echo off set P4PORT=x.x.x.x:xxxx set P4USER=user set P4PASSWD=password echo %P4PORT% echo %P4USER% echo %P4PASSWD% echo %P4PAS...